さて、先ほどの質問に戻りますが、
「障害者採用のメリットって何だと思いますか?」
いきなり何の話?と思われるかもしれませんが、実は、受け入れ態勢を整えることこそ、障害者採用最大のメリットなのです。
障害者を雇用するのは、障害者雇用率があるからだという話はよく耳にしますし、実際、障害者を雇おうと思ったきっかけは、障害者雇用率だという企業様がほとんどだと思います。しかし、障害者雇用率を満たすためだけに障害者の方を雇うのは、
障害者採用最大のメリットを逃しているのと同じで、損をしているのです!
では、受け入れ態勢を整えることが、なぜメリットになるのでしょうか?
そもそも、受け入れ態勢を整えるってどういうことなのでしょうか?
受け入れ態勢を整えるというのは、
障害者の方がする仕事を作り出し、それに応じて職場環境を整える環境整備を行う
ということです。例えば、業務の工程や文言を統一したり、指示系統を1つにしたりなどがあります。
こう考えると、実は環境整備をすることは、会社側にもメリットがあり、業務効率や生産性の向上に繋がるケースが多いんです!
つまり、障害者を雇うための準備は、
社内の仕事の整理や職場環境を見直す機会となり、
結果、会社の生産性を上げることができるかもしれない!ということです。
では実際にどのようなケースがあるのかを見ていきましょう!!