■ADHD(注意欠陥・多動性障害)
ケース4:段取りがうまくいかない
目についた仕事からやってしまうことがあり、やるべきことを忘れてしまったりすることがあります。仕事を先延ばしにしたり中長期の計画を練るのが苦手だったりします。
そうした場合は、「順序を付箋で貼っておく。」など、
目に見える形で分かるようにしておくなどの工夫で対応できます。
ケース5:ケアレスミスが多い
不注意で、簡単な間違いをしてしまうことが多い方がいます。
そうした場合は、
✔PCのアプリやソフトなどを使い、ミスをチェックできるようにしてみたり、
✔必要であれば、成果物を他の人にも確認してもらう
ようにするとよいです。
また、物をどこかに置き忘れたり、なくしたりすることが頻繁にあるという方は、
✔物の置き場所を決めて使ったらすぐに片付ける
✔持ち物を減らすなどの工夫
が有効かもしれません。
ケース6:気が散りやすく、じっと集中することが苦手
自閉症スペクトラムの方とは違い、集中力が持続しない方もおられます。
集中しやすい環境をつくったり、時間を区切って作業してもらうなどの工夫が有効で、「1時間作業したら5分休憩する」など、メリハリをつけていくのも効果的でしょう。