障害者を雇う前に知っておきたい!職場でありがちな発達障害の症状とその対処法

障害者の方に現場の方と同じように働いてもらうにはどうすればいいの?

 

障害者を雇う前にそう考える経営者や人事担当者の方は、多いのではないでしょうか?

 

しかし、現場の方と同じように働いてもらうには、まず、

 

✔障害者を雇うと職場で起こりがちな課題とその対処法

 

を知っておく必要があります!そこで今回は、職場でよくある発達障害の具体的な症状とその対処法をご紹介します!

 

事例で分かる!職場でよくある発達障害の症状とその対処法

■自閉症スペクトラム(ASD)

ケース1:こだわりが強い

1つのことにこだわりすぎるあまり、他のことに気を配れなくなる方がいます。

複数のことを同時に行うような仕事には不向きですが、1つのことを極めたり、反復する作業に向いている場合が多いです。いわば職人気質な方ですね。

 

ケース2:報連相が苦手

 ①相談するタイミングが分からない

 ②何を報告したらいいのか分からない

 ③誰に相談すればいいのか分からない

などの理由から、報連相が苦手な方がいます。

 

そうした方には、何が原因になっているのかをしっかりと把握することで対応することができます。例えば、タイミングが分からない場合には、定期的に報告するタイミングを決めてしまうなどがあります。

 

ケース3:ルールが理解できない

組織などのルールや決まりごとは、暗黙の了解が必要なものが多く、理解するのが難しいものです。「言わなくても分かるよね?」というような前提はやめて、できるだけ図や表などを使って、視覚的に説明することが大切です!

 

■ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ケース4:段取りがうまくいかない

目についた仕事からやってしまうことがあり、やるべきことを忘れてしまったりすることがあります。仕事を先延ばしにしたり中長期の計画を練るのが苦手だったりします。

 

そうした場合は、「順序を付箋で貼っておく。」など、

目に見える形で分かるようにしておくなどの工夫で対応できます。

 

ケース5:ケアレスミスが多い

不注意で、簡単な間違いをしてしまうことが多い方がいます。

そうした場合は、

 

✔PCのアプリやソフトなどを使い、ミスをチェックできるようにしてみたり

✔必要であれば、成果物を他の人にも確認してもらう

 

ようにするとよいです。

また、物をどこかに置き忘れたり、なくしたりすることが頻繁にあるという方は、

 

✔物の置き場所を決めて使ったらすぐに片付ける

✔持ち物を減らすなどの工夫

 

が有効かもしれません。

 

ケース6:気が散りやすく、じっと集中することが苦手

自閉症スペクトラムの方とは違い、集中力が持続しない方もおられます。

 

集中しやすい環境をつくったり、時間を区切って作業してもらうなどの工夫が有効で、「1時間作業したら5分休憩する」など、メリハリをつけていくのも効果的でしょう。

 

■学習障害(LD)

ケース7:資料の文章を読むのが苦手

文章を読み飛ばしてしまう、どこを読んでいるかわからなくなってしまうという方には、文章をペンや指でたどりながら読んでもらうなどの工夫ができます。

また、文字を大きく表示・印刷する、文字と背景のコントラストを弱める、音声で伝えられる資料であれば録音して音声を渡すなどの工夫も有効です。

 

障害者を雇う前に知っておきたい!職場でありがちな発達障害の症状とその対処法

ここまで、

 

✔障害者を雇うと職場で起こりがちな課題とその対処法

 

についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

 

一口に発達障害と言っても、様々なパターンがありますね。でもその1つ1つの対処法は、意外と簡単!と思われた方も多いのではないでしょうか?

 

このように、障害者の方を雇う前に、職場で起こりうる課題とその対処法がイメージできると、その後の障害者雇用が成功しやすくなります。

 

障害者雇用を成功させるために、まずは小さなことから始めてみませんか?